No.025(10/25/04)
YNAC通信19号より
(屋久島野外活動総合センター発行)
魚類に関係する記事を紹介します。
松本 毅「屋久島産スズメダイ科の魚類ー1」
ハナビラクマノミやネッタイスズメダイ等の死滅回遊魚を含める13属61種
の記録の内、6属31種がその1として紹介されている。次号でその2が紹
介される予定。
キホシスズメダイはいわゆる「キホシ」であり、「キビレ」は確認されてい
ないようである。屋久島でもハタゴイソギンチャクのクマノミは黒色型だと
いうことである。
岡田 愛「伊達さかな*テング」
テングヘビギンポの繁殖行動が紹介されている。5月より産卵が始まる。
産卵は日の出に始まり、オスの体色は鮮やかな朱色となり、下顎は真っ黒に
なります。面白いのは、産み立ての卵を守っている雄を好む傾向がメスにあ
るという。ふ化間近の卵を守っている オスはどうも避けられる傾向がある
そうで、セダカスズメの問題と合わせて興味深いですね。
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