T.P.G. 020(5/30/02)
神田 優 「クラゲに乗った幼生」
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採集場所:高知県宿毛市小筑紫(こづくし)港内
採集月日:5/26/02
採集状況: 6個体のウチワエビ幼生。
聞き取りによるとミズクラゲだったようですが
詳しくは不明。クラゲに付着して表層を漂って
いるところを捕獲したようです。大きさは2〜
5センチ。手のひらの上です。
事務局より:黒潮実感センターの神田さんから同定依頼が
届き、講師の野村恵一さんがウチワエビと同定しました。
なお、クラゲに乗っているのは良く知られているそうですが
(僕は初めて知ったぞ)、初期生活史は謎だらけのようです。
写真は、透明な幼生をくっきりさせるために、コントラスト
を強くしています。これから、クラゲを見る目が変わること
は間違いないですね。
T.P.G. 019(5/28/02)
飯塚 広夫 「痛い!」
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撮影日 2002年5月7日
撮影地 伊豆海洋公園
水深 20m
水温 19℃
器材 オリンパスC3030ZOOM
あれっ変なカスザメがいる。いつもの平べったい奴と形が違う。
お腹がふくれて砂に潜れずにいるのだ。
よく見ると、大きな口をぽっかり開けています。
噛まれるとやだなと思いつつ、おそるおそる近付いて見ると
口の中になにか見えます。ライトを照らしてみると、
なんとそこには・・・
ハリセンボンは完全に膨らんだ状態でトゲがカスザメの口の中に
突き刺さっているようです。
そのまま深い方へ泳ぎ去ってしまいましたが、
果たして、このあとどうなったのでしょうか??
T.P.G. 018(5/11/02)
平田智法 「何の卵?」
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撮影日 2002年5月5日 午後4時ごろ
撮影地 高知県大月町
水深 27m
卵塊自体は大きい方が長さ13cm、太さ3〜4cm
小さい方が長さ8cm、太さ3〜4cm
外側が網の目状になっているようにも見えますが、下の拡大
写真を見ると卵が数珠玉に並んでいるのですね。
卵と思われるものは長径約1mm
T.P.G.15と同じではないかと思います。正体は現在、
調査中です。
T.P.G. 017(4/28/02)
原 多加志 「何の子でしょう?」
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撮影日 2002年4月21日 午前11時ごろ
撮影地 東伊豆赤沢
水深 12m
水温 16℃
生息環境など 砂轢底にあった直径20cmほどの石の下から
出てきた。同じ石の中にはハナハゼの若魚もいた。
全長 15cm前後(まっすぐ伸ばした時を推測して)
T.P.G. 016(4/12/02)
余吾 豊「スーパーの魚」
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撮影場所:宗像市ユメタウン鮮魚部
撮影日時:2002年4月11日
4尾入りのパック、うち1尾がアカササノハベラ(右上)
右の2尾を拡大
上:アカササノハベラ
目の下の縦線が胸鰭基底に届く
下:ホシササノハベラ
背鰭の棘条部に黒斑あり
コメント:鮮魚店の方にお聞きしたところ、北九州の
豊前海沿岸からの仕入れだということでした。
瀬戸内側なのですね。写真が悪くてごめんなさい。