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1.洋書
2.文献複写
3.古書
1.洋書
1)出版社から直接買う.
ホームページにアクセスすれば購入できる出版社が結構あります.
最近はクレジットカードで買うことが多いです(値段は気にしない).
以前は出版社宛に手紙を書いて注文し,Preforma invoice をもらってから,値段を確認し郵便為替でお金を送っていました.手紙の内容は,シンプルに〜の本を〜冊買いたいので,送料込みの値段や支払方法を教えてください,というものです(何人かでまとめて注文するとかなり
安い).
2)大学にいるので大学生協のインターネットで洋書検索をして注文する(ふつうの洋書やよりはちょっと安い).
3)東京の丸善のインターネットやamazon.com で検索し注文する(値段を気にしない.でも丸善は割高).
4)洋書専門店にハガキで注文して買う。青木洋書、グリーン洋書など。かなり割高ですが、購入後は継続して新刊案内がもらえる利点もあります。
5)学会の年会時に洋書専門店が来ているときに買う.
6)出版前に申し込んで買う(郵送で申し込み).出版前に申し込むとディスカウントされるという内容のチラシが送られてくることもあります.(学会誌に情報がでることもある).
注文書の例
Messrs. ○○○ Publications Co. Ltd., (○○○出版御中)
ORDER FORM (注文書)
TITLE (書名)*1
AUTHOR (著者)
HOW MANY (冊数)
I would appreciate you very much, if you will kindly inform
me
the both totals including shipping charge by surface or air respectively,
and payment method designated.
(船便及び航空便の送料を加えたそれぞれの送金合計額と指定の支払方法をお知らせ下さい)*2。
SHIP TO: (送り先)
Name: YUTAKA YOGO
Address: 7-6, Nishimachi, Jiyugaoka, Munakata, Fukuoka,
811-4174, Japan
E-mail
|
*1:版(1th ed. 、2nd ed.)や装幀(hard cover, paper back)等に指定が必要で
あればそれも加える)
*2:クレジットカードに指定がある場合が多い。
2.文献
図書館によって、文献複写サービスの範囲は異なると思います。
九州大学では学外からの複写依頼に対応しています。相互利用掛へ電話し(092-642-2334)ファックスで複写申込書を送ってもらいます。これに記入し(一枚に一件のみ)、ファックスすると、ハガキで料金通知が届きます。送金すると、郵送してくれます。蔵書に無い場合は、学外
まで探すサービスはありませんので、図書館のHPで確認しておく方が良いでしょう。一枚35円と送料が掛かります。
何処に蔵書があるか調べ、コピーしてくれるのは科学技術振興財団が扱っています。一枚35円ですが、基本料金に加算され、やや高い。
http://www.pr.jst.go.jp/copy_s/copy2.html
直接、九大図書館へ赴くと、館内で一枚10円のコピーが可能です。学外者でも、目的を伝えれば入館、閲覧できます。一度に沢山の文献を手に入れることが可能ですし、専門書なども閲覧できます。どこか、ご自分に便利な図書館を探すのも一興かと思います。
理学系、水産系、農学系等の学部、学科を持つ大学が良いですね。
論文末尾にある引用文献では雑誌名等が省略されている場合が殆どです。そのまま、引き写しても読みとってもらえる場合が多いと思いますが、分かる場合は省略しないで書く方が親切です。
例)魚雑、34(2):112-115 → 魚類学雑誌、34巻2号、112-115(ページ)
また、図版(plate)が論文の後に加えられていて、図版にはページ番号が無い場合もあります。その場合は、本文とは別に、図版氈[」(欧文の場合は
5 plates 又は Plates -」)と書いておかないと、図版のコピーをもらえない場合があります。
例)Pac. Sci., 35(2):13-25. 5 pls .→ Pacific Science, vol.35,
no. 2:13-25, 5 plates.
一方、図(figure)は本文中に入れられている場合が多いのですが、末尾に図だけがまとめられている論文もあります。このような論文では、ページの後に
5 figs. (figs. は figures の略) 等と記されています。これがページ数に含まれている場合は、特に書かなくても良いです。ただし、現物を見ているわけではなくので判断が難しいですね。念のため、通信欄のところに「図版や図も全てコピーして欲しい」と書き添えておいた方が無難でしょう。また、相手方が対応可能なら、色刷りのページはカラーコピーを指定しても良いと思います。
3.古書
新刊和書は問題ないと思いますが、専門古書を探す方は、次の古書店リンク集ががあります。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/namaste/book_l6a.htm
東京の本郷界隈には、専門古書店があり、その中では、金子書店が有名です。
03-3811-6014 HPなし
自然林 045-622-6014
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/sizen/zaiko.htm
パルスビット
http://plaza9.mbn.or.jp/~pulsebit/
また、分野を問わず広く古書を探す場合は Easy Seek があります。これは、目的の本がどこのお店にあるかを教えてくれます。後は、個人でそのお店に注文をします。
http://www.easyseek.net/
ここで、一度、ここで文雅新泉堂という古書店に在庫を見つけて注文したのですが、
一度注文すれば、随時、入庫した古書をメールで教えてくれます。
文雅新泉堂
http://bunga-shinsendo.com