BROWSING ROOM
024 - 025


このコーナーでは、AUNJ事務局に届いた機関誌などから、これは!と思われる情報やエッセイ等を紹介します。
(執筆者の敬称は略させていただきます)


No.025(10/25/04)

YNAC通信19号より
(屋久島野外活動総合センター発行)
 魚類に関係する記事を紹介します。

松本 毅「屋久島産スズメダイ科の魚類ー1」
 ハナビラクマノミやネッタイスズメダイ等の死滅回遊魚を含める13属61種
 の記録の内、6属31種がその1として紹介されている。次号でその2が紹
 介される予定。
 キホシスズメダイはいわゆる「キホシ」であり、「キビレ」は確認されてい
 ないようである。屋久島でもハタゴイソギンチャクのクマノミは黒色型だと
 いうことである。

岡田 愛「伊達さかな*テング」
 テングヘビギンポの繁殖行動が紹介されている。5月より産卵が始まる。
 産卵は日の出に始まり、オスの体色は鮮やかな朱色となり、下顎は真っ黒に
 なります。面白いのは、産み立ての卵を守っている雄を好む傾向がメスにあ
 るという。ふ化間近の卵を守っている オスはどうも避けられる傾向がある
 そうで、
セダカスズメの問題と合わせて興味深いですね。
 

No.024(06/23/04)
 クラカケベラが寝床を作るという論文が出たので紹介します。
オビテンスモドキの寝床作りは聞いていましたが、こういうのもあるのですね。


 

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