DINING LOG-BOOK No.006

ログブックーAUNJミニ集会
 余吾 豊 03/09/04

 3/6(土)に「モイヤーさんを偲ぶ会」に出席する為、上京しました。折角ですから、関東在住の会員の方々とお会いしようと思い立ち、原さんに幹事役をお願いし、アレンジしていただきました。少し紹介します。また、これを機に、今後もミニ集会を続けようと原さんから提案がありました。僕としても嬉しいことで会員、講師の交流を深めて行きたいと思いますので、少し考えてみました。

・ミニ集会
3月6日(土)、新宿、ワシントンホテル、居酒屋「三十三間堂」18:30より深夜まで
出席者は、会員が9名、講師の藪田さん、余吾の11名でした(写真をご覧下さい)。


前列左より:
石田さんご夫妻、原 多加志さん、佐藤さやかさん、藪田慎司さん、
余吾(黄色い封筒)、瓜生知史さん、河津優司さん
後列左より:
山口明男さん(さやかさんの後)、府川哲生さん、山本正之さん

 3月6日、羽田空港が強風で閉鎖中とのことで、福岡空港で心配しながら待機。約1時間遅れの羽田着となりました。早く新宿に着いた石田さんご夫妻とお会いし、お話ししました。初対面ですが、自己紹介は必要なしで、メールのありがたさかな。会場へ行くと、すでに何人かが来ており、ご挨拶。初対面は、さやかさん、山口さんのお二人。府川さん、原さん、瓜生さんは一昨年の伊豆以来。藪田さんは、1991年の京都以来。

 乾杯、自己紹介に続いて、藪田さんから山口さんへ映像コンテストの大賞賞品の贈呈が行われました。8時に河津君が到着。河津君は高校、大学を通じての友人で、会員番号0002、登山家で、古建築の研究者です。海には入らないので、書き込みしません。

 メールや電話で話をしているので、近況報告など無しに、直ぐに本題へ。しかし、
一体、何を話したのか?もはや定かではありません。覚えて居られる人は紹介して下さい。僕は前夜の晩ご飯の献立が思い出せないのです。

 二次会は最上階のラウンジへ。それから、山本正之さんの部屋へ。寝たのは2時くらいでしょう。翌朝は、また、藪田さんとコーヒーショップで2時間ほど話しました。彼は動物のコミュニケーションに深い関心を持っていますので、異種間交雑、擬態、幼魚の体色・斑紋など面白い話題提供とコメントをお願いしました。また、伊豆の海にも興味津々の様子なので是非、行ってみたらと誘惑しておきました。

・今後のミニ集会

 原さんから、今後、ミニ集会を続けていくと良いですねとお誘いがありました。
折角なら、話だけでなく、ダイヴィングも含めたいですね。例えば、2泊3日でプランを練って、ダイヴィングを優先させ、海の良い日の昼間は潜り、夜、懇談会、時化たら昼も魚の話をする。あるいは陸を散策する。都合のある人は1泊2日で帰るとか言うような柔軟性を持たせることも考えたいです。切符は各自が確保。

 問題は、場所、時期、予算、幹事です。

先ず、場所については、僕は、東伊豆、八丈、伊豆大島、南紀田辺、高知の柏島、鹿児島市、屋久島等が候補として挙げられると思います。但し、離島は海が魅力ですが、台風などあれば、開催地としてはちょっと心配ですね。

 時期は、幹事役を務める方のご都合が大事だと思います。また、観光客の多い時期には、屋久島、八丈、柏島などでは切符や宿泊の確保が難しいでしょう。また、季節風の問題もありますね。

 予算も問題ですが、ダイヴィングに行くと考えれば、少々、遠くてもまあ仕方がないかと思われる向きもあるのではないでしょうか?それから、講師を招待してなにかしゃべってもらうときには、いくばくかの旅費補助を出すのが礼儀だろうと思います。

 幹事、これは「私が一肌脱ぎましょう」と手を挙げてもらうしかないですね。

 後、プロジェクターの準備も幹事さんにお願いできるかという問題もあります。テレビとビデオくらいなら大丈夫でしょう。
 
 原さんから、西日本と東日本で毎年2月に開催される魚類生態研究会参加と抱き合わせという案も出たように記憶していますが、僕は、問題があるように思えます。

1.今でも参加者が多く、幹事役は宿泊、食事、会場などで苦労されており、そこに本協 会からまとまった人数でお邪魔するのは気が引けます。
2.潜りをセットするのが難しい。
3.西日本は、九州の中でも、鄙びたところで開かれることが多く、交通が難しい。
4.研究会は、学会方式で発表されるので、時間制限がきつく、難解な話題も多い。
 以上4点です。

 今、思いつくことを書いてみました。皆さんからもご意見や提案をお願いします。

・モイヤーさんを偲ぶ会
 
 協会からは、瓜生さん、さやかさん、原さんご夫妻、山本正之さん、講師の瀬能宏さん、麻生一枝さん、佐野光彦さん、中村洋平さん(昨日、講師に登録)、林公義さん、須之部友基さんが参列されました。また、懐かしい三宅の人々や、古い友人、また、中村宏治さんの奥さん、海游舎の本間陽子さん、三宅島調査で一緒になったサンゴ研究者の五十嵐健志さん、クマノミガイドブックを一緒に作った山本真紀さん、大方洋二さんなどともお会いできました。

 会の後は、魚類学者と会食し、瀬能さんと特によくお話ししました。イトヒキベラ幼魚の特集は「期待しています!」と励まされました。「写真だけで、話を進めていますよ」と話すと、「それでも、ステージを繋いで下さったら、大いに助かります。クロヘリは難しいでしょうね」と仰っていましたよ。

 黒潮実感センターのMLに送った挨拶文を貼り付けています。

カメラは宅急便の中ですの、写真は後からアップします。

余吾 豊@AUNJ です。

「モイヤーさんを偲ぶ会」に参加し、昨夜、戻りました。
会場は人で溢れ、席が足りず、大変な混みようでしたが、とても静かに会が進行しました。40数名ものボランティアの方が協力して下さり、発起人の一人として、多くの参列者の方々へと併せ、共にお礼を申し上げたいと存じます。

参列者の皆様の年齢幅がとても広かったことが、モイヤーさんの活動の奥行きを感じさせたと思います。短いスピーチをさせていただきましたが、静かに聞いて下さり、また、時々、頷いても下さり、とても話しやすく、嬉しく思いました。

僕はモイヤーさんが良く口にされていた言葉を一つ紹介しました。

色々なトラブルに向き合ったモイヤーさんですが、話が決裂しようとする最後に、彼は必ず、「もう一度、考えてみて下さい」と相手に伝えていました。その賢さ、謙虚さ、そして、最後まで匙を投げない強さ、それが僕がお伝えしたかったことです。

最後まで匙を投げないと信じていました。ですから、僕は9日の夜に起こったことを今でも信じることができません。

懐かしい方とも出会えました。ジャズの斉藤様御夫妻には、25年ほど前に三宅島で数日、ご一緒に過ごしたことがあり、お互いの変容振りに・・・

この会は多くの人の力で成功したと思いますが、事務局代表の海野さんご夫妻の努力は並大抵のものではありませんでした。そして、ご夫妻には、まだ、ゆっくりモイヤーさんを偲ぶゆとりはないでしょう。この場をお借りして、海野さんご夫妻に深くお礼の気持ちをお伝えしたいと思います。

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