AUNJ WORKSHOP 2- 5

「紛らわしい魚達−5.キホシスズメダイ類の幼期」 
08/06/2003 開始

 加藤さんのキホシスズメダイの産卵記事を作っている間に、キホシとキビレの幼魚の差を確かめようということになり、その結果を整理して紹介します。さらに、キホシやキビレの幼魚はコガネスズメダイ類の幼魚と紛らわしいぞと話は紛糾し、今度はコガネスズメダイを見直してみようじゃないかということまで発展しています。コガネ類についてはしばらくお待ち下さい。
 ここでは、八丈島と南四国(高知県大月町)での記録から、それぞれの場所別に、それぞれの幼魚と推定される個体を幼期からサイズ順に並べます。お二人の素晴らしい写真をご覧下さい。両者の産卵生態については、加藤さんのレポートをご覧下さい。
「キホシスズメダイの産卵」   05/30/03
「キホシスズメダイの産卵ー2」 06/06/03 

関連BBS:

八丈島:加藤昌一

キビレ

キホシ

kibireyg_1.jpg 2.5cmTL

kihoshiyg_1.jpg  2.5cm TL
05/29/2003 ナズマド  
水深15m キホシやキンギョの幼魚と混じる。
05/13/2003 ナズマド 12m

kibireyg_3.jpg 3.5cmTL

 kihoshiyg.jpg 2cm TL
05/30/2003 ナズマド 水深25m 2003/5/21 ナズマド 水深15m 全長2cm
サイズは上の2.5cmと較べて如何か?
空欄にしています。あとで詰めるかも知れません。  kihoshiyg_4.jpg 3.5cm TL
kihoshiyg_4.jpg 2003/7/1 底土 水深5m 全長3.5cm

kibireyg_4.jpg 7cmTL

 kihoshiyg_2.jpg 5〜6cm TL
06/12/2003 ナズマド 水深45m

kihoshiyg_2.jpg 2003/6/30 底土 水深10m 写真の中で
一番大きい個体が全長4cm

 高知県大月町:平田智法

キビレ

キホシ
空欄にしています。当水域ではキビレが少なく、サイズ別の写真を揃えるのは、なかなか大変だと言うことです
 0450-23 2.5 cm
05/01/1994 高知県大月町 水深5m ごろた石帯

空欄にしています。あとで詰めるかも知れません
 0629-32 3 cm TL
06/09/1996 高知県大月町 水深5m サンゴ域

空欄にしています。あとで詰めるかも知れません
 0635-09 3.5 cm TL
06/23/1996 高知県大月町 水深5m サンゴ域
 kibireyg_2.jpg 5 cm TL
 0472-23 5cm
0675-18 12/08/1996 高知県大月町 水深45m ごろた石帯 0472-23:高知県大月町 水深4m ごろた石帯
07/03/1994


参  考

0646-03 1.5 cm TL 平田智法 撮影

09/16/1996 高知県大月町 水深25m ごろた石帯
背鰭基部後端の白斑が特徴。キビレの可能性もあるが、
マツバスズメダイとの識別が困難。



事務局より
南四国と八丈とで、両者の幼魚を整理していますが、今後、南西諸島、南紀、伊豆などでも情報を
集めていきたいと思います。また、成魚についてもさらに情報が望まれます。分布、生息水深、産卵期、
産卵床など、皆さんからの投稿をお待ちしています。